東北大学GCOE 物質階層を紡ぐ科学フロンティアの新展開 |
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2010年3月9日(火)~3月11日(木)
東北大学理学研究科 川井ホール(数理科学記念館)
宮岡礼子(東北大学) 井ノ口順一(山形大学)
大仁田義裕(大阪市立大学) Martin Guest(首都大学東京)
世話人 小谷元子(東北大学)
調和写像論と可積分系理論は,いずれも変分問題から導出される微分方程式とその解法に原点があり,ループ群作用や,その分解を用いる可積分系理論の手法は1980年頃から幾何学の世界に大きな進展をもたらしています.
他方,量子コホモロジー理論は、平坦接続を用いて記述することが,調和写像方程式の解が平坦接続に対応することに類似しています.
これらの類似性にも関わらず、その共通部分については殆ど研究がされていません.双方の分野にはそれぞれ多くの技術や結果が蓄積されており、これらを融合させることで、お互いの分野に新しい発展をもたらすことが期待されます.
今回の春の学校は,調和写像論の基礎から始め,量子コホモロジー理論への体系的な理論の展開を最終目標として企画しています.(宮岡礼子)
時刻 |
2010.3.9(火) 導入から一般論へ |
2010.3.10(水) ループ群作用から |
2010.3.11(木) 量子cohomology |
10:10-11:10 | 宮岡1 | 宮岡4 | Guest2 |
11:20-12:20 | 宮岡2 | 井ノ口4 | 大仁田3 |
break | |||
14:00-15:00 | 井ノ口1 | 大仁田1 | 大仁田4 |
15:10-16:10 | 井ノ口2 | 大仁田2 | Guest3 |
16:20-17:20 | 宮岡3 | Guest1 | Guest4 |
17:30-18:30 | 井ノ口3 | ||
18:30- | 懇親会 |